2015年11月15日日曜日

SENDAI座☆プロジェクトによる舞台『洗い屋稼業』


生きている。それでも、生きている。生きる、生きたい。

SENDAI座☆プロジェクトによる舞台『洗い屋稼業』を観ました。高級レストランの地下にある陽も当たらぬ皿洗い場が舞台。高級レストランの客たちが食事した山積みの汚れた皿を洗い続ける、年齢も、立場も、人生も異なる3人の男たち。その会話から、格差社会や貧困、人間の生き様、仕事、価値観、人情、友情、夢と挫折、豊かさの根源、どん底からの希望・・・など、さまざまな問いかけが浮かび上がってきます。


演者がつくり出す世界に引き込まれます。結末・メッセージありきの内容ではなくて、観る側が「どう受け取って、どう感じ思い考えるか」にも重きが置かれているので、SENDAI座☆プロジェクトの舞台を観ると、観劇後も引き続き、感じ思い考え続けたい“点”をもらいます。

SENDAI座☆プロジェクトによる『ピッコロシアター』(兵庫・尼崎)公演は2011年よりスタート。2011年の東日本大震災によって、拠点としていた民間ホールが被災し、東北公演が困難になったことから、交流がはじまり、毎年公演されています。
◎SENDAI座☆プロジェクト http://www.sendaiza.jp/


小学2年生の娘も一緒に観劇。感想を日記に書きました。


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