2015年7月4日土曜日

多様な息づかい


なんで、あんなにも丁寧にアナウンスしてくれるんだろうって思っていました。

百貨店のトイレで個室に入ろうとすると、「ご使用後はセンサーが感知して自動的に水が流れます」などの音声アナウンスが。「そんなの説明してくれなくても・・・」と思っていましたが、ある時ふと「目が見えない人にとっては役立つアナウンスなのかも」と。自動的に水が流れるのだって、ボタンの位置がわからない、ボタンを押せないなどの状況の人がいるからではないか・・・トイレだけで、いろいろ想像を膨らませられるようになりました。

仕事で、障がいのある人に向けた媒体づくりに携わる機会をいただいたおかげで、日常のなかで、少しずつですが、さまざまな人の息づかいを感じられるようになってきました。

そんなことをビッグ・アイ(国際障害者交流センター)のフリーペーパー『i-co(アイコ)』を読んで思い出したんです。


i-co(アイコ)第19号
特集/Project i~見えない人に舞台を届けるために~


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