2013年12月25日水曜日

生きる様が宿る

生きるということ。
そのすべてが、表現されるのだと思いました。

伊丹市立美術館で開催されていた『ベン・シャーン展 線の魔術師』にて。


それは芸術的な表現に限らないのかもしれません。
誰もが、自分自身において、絶えず表現しているのだと思います。

自分を、この世界を、その生を。


「一行の詩のためには」(リルケ『マルテの手記』より)。
リルケの言葉と、ベン・シャーンの版画と、あの空間が、リフレーンします。

見たり聞いたり触れたり感じたり思ったり考えたり・・・
生きる、すべてを。

そのすべてが、言葉には宿るので。

自分の思いを、生きる様を宿す、けれども。
どこかしら、それを受け取ってくださる相手の、
思いや生きる様が入る余白もある、
そんな言葉を紡ぎたいです。

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